親知らずを抜いて世の中が霞んだ日々だったが、彩りを取り戻しつつある。
半年前くらいにあった上の歯編では休むことなく過ごしていたが、下の歯は構造上痛みが出やすいという説明があった通り、抜くときからその後の痛みまで確実に人生一番の苦しみだった。先週くらいから普通に話せるようになったり気力が戻ってはいるが、まだ口が半分ほどしか開かない。そのおかげで、無印良品のカレーは美味しいという出会いがあった。
何が恐ろしいって、左下の奥歯にも親知らずありますね〜と説明を受けていたこと。下に 2 本もあるなら早く抜いておくべきだとずっと思っていたけど、今はなんとか先延ばしにしてやるからなというモチベーションで生きている。なんだかんだ全てのあれな出来事は時間が経てば良い思い出になっていたが、今回はどうなるか分からない。まあ一番辛いだろうと思っていた失恋のときもこんなテンションだったので当てにならないし、何年もの思い出が 1 日のショックで負けるのか?というのも気が抜けるし、そもそも思い出させられたのが腹立つのですでに良い思い出です。