界の軌跡をクリアした

Tuesday, October 1, 2024

ネタバレになるので折りたたみました。

感想

区切りにはならず完全に次作へ続くみたいな終わり方に、また 2 年待つのか…という虚無感とともにエンディングを眺めた。内容の問題ではなく売り方みたいな問題。今作で全体の 90% が終わる割にはひたすら伏線を張っていて期待値が上がるが大丈夫か? と心配になる。

終わり良ければ全て良しの精神なので、ストーリー自体は特に不満はなかった。ただ最後がルネか…という気持ち。戦闘キャラとしては幼馴染 3 人の中では格が見えなかったところをここで補完したかったのかなと納得しつつ、グレンデル化してヴァンと対等にやり合っているのが唐突で謎すぎた。次作でグランドリセットを防ぐためのループになるのか分からないけど、ゼムリア大陸全土というか世界の問題を共和国でやるのもそもそもおかしい話なので、もう少し広い舞台になりそう。幼馴染が 2 人ともグレンデル化してしまったエレインの気持ちを考えている。幼馴染組がにこやかに飲みに行くような未来が来てほしい。

今作はフィールドバトルだけでも道中はいけるように、覚醒や Z.O.C システムで進化していたのが良かった。もはや前作のようにフィールドバトルはコマンドバトルの前座みたいな立ち位置ではなくなっている。前作に引き続きエレイン、スウィン、ナーディアを使っていて、今作ではジュディスが強い。状態異常で困る頻度が多く、大体のアーツドライバのスロットにヴェールを入れていた。

バトルの性能問わず今作はジュディスが輝いて見えた。初めの合流のシーンでもはや約束されたようなもので、重要人物となったおばあさまに引っ張られるように注目されるイベントも多く、そこで改めて見たときの魅力が強かった。後はアルティナの成長に涙が出たり、ピクニック隊の癒やし、安心のリゼット。事務所組

軌跡シリーズはハイコンテクストな会話と、追い詰めてはワープで逃げられる鬼ごっこの繰り返しが強く強調された世界ということもあり、もはや各章の過程にほとんど期待はしておらず、僕の買い続けるモチベーションはキャラクターが動く様子を眺めることとストーリーを読むことしかない。最終作まで買うことは決まっているので、ファルコムの業績がこのまま安定することを祈るばかりです。

日常

2024/09/29